Pick Up Service3Dレーザースキャナー
3Dレーザースキャナーは、レーザー技術を用いて、対象物を点群データとして取得する最先端の計測機器です。
広範囲な対象物の図面化が必要な場面において、技術者が現物を計測し、手書きでスケッチして図面を書き起こすには大変な時間・人材・労力が必要になりますが、高精度3Dスキャナーにより、広範囲な対象物の形状を短時間でデータ取得でき、スピーディーに設備管理や品質管理のDX化が可能です。
1秒間に200万点のレーザー光を照射。
鉛直方向に300度、水平方向に360度、半径50mの広範囲の設備や施設などの形状を3次元の座標データ(デジタルデータ)として、一度に取得することができます。
※距離誤差は、±1mmと非常に高精度
※1回の測量時間は5分程度
3DCADデータの扱いが得意
対象物を3Dでモデリング
モデリングすることによって、施工現場の現状が分からない建設の知識が浅い方でも視覚的に理解しやすいデータを作成することが可能です。
2Dの図面作成が可能
短時間で広範囲の形状を取得した3D点群データを利用して図面化することが可能です。
衝突検出が可能
3Dレーザースキャナーを用いることで、新たな施工が可能か、施工したことによって問題が発生しないかの判断が可能です。
手作業の計測との違い
大幅なコスト削減を実現
3Dレーザースキャナーを使用することにより、測量から現状図面作成にかかる時間が約8分の1に短縮することが可能です。(敷地面積1,000平方メートルの工場を参照)
更に、人材については、手作業での計測の場合、経験のある技術者が3〜4人必要なところ、3Dレーザースキャナーを使用する場合は1〜2人で計測が可能となります。
作業時間と人員の両面で「コスト削減」へと繋がります。
導入現場のご提案
工場(1)
高さがあり、機器や配管などが錯綜していることが多いため、手作業では時間と手間がかかり、費用が大きくなりがちです。しかし、3Dスキャナーであれば、高さがある複雑なところも短時間で計測が可能なため、費用を抑えられます。また、昼間は工場が稼働し、十分な調査をすることが困難ですが、3Dスキャナーは限られた時間で計測し、その後、データ上で詳しく調べることが可能です。
価格目安 | 680,000円 |
納品目安 | 10日 |
目安は1000㎡で1フロアの案件を想定 |
工場(2)
配管やダクト等が入り組んでいても3Dスキャナーなら手作業よりもはるかに早く、正確に計測できます。また、熱源を発生する過酷な環境の場合、長時間の作業ができず、調査が困難になりますが、3Dスキャナーは離れたところでも対象物を計測できるため、安全に作業をすることが可能です。
価格目安 | 270,000円 |
納品目安 | 8日 |
目安は50㎡で1フロアの案件を想定 |
狭小現場
天井内や地下など、人が入っての作業が難しい狭小現場でも、3Dスキャナーが入れば測定することができます。万が一入らなくても、離れたところから測定することも可能です。また、暗い場所でも3Dスキャナーの調節によって安易に計測することができます。
価格目安 | 220,000円 |
納品目安 | 8日 |
目安は250㎡で1フロアの案件を想定 |
音楽ホール
音の反射を重要視する音楽ホール等は、天井や壁が特徴的なことが多いです。修復等の再施工では、全く同じに仕上げなければなりません。3Dスキャナーによって壁・天井の角度等を正確に計測し、元に戻すための設計図を作成します。高い天井、複雑な角度の面でも、問題なくスキャンできます。
価格目安 | 500,000円 |
納品目安 | 8日 |
目安は300㎡で1フロアの案件を想定 |
文化財
多くの文化財には設計図がありませんが、維持・保護・修復工事には必要不可欠です。3Dスキャナーは、非接触で計測でき、文化財を傷つける恐れがなく3次元の設計図を作成できます。データ化することによって、災害後の復旧の備えにもなります。
価格目安 | 250,000円 |
納品目安 | 8日 |
目安は50㎡で1フロアの案件を想定 |
土木・圃場
3Dスキャナーは、周辺を広範囲に一度に計測できるため、短時間・少人数で計測することが可能です。土木の場面でもデータを残しておくことによって、自然災害に備えた工事を依頼しやすく、過去との比較をし、環境の変化を確かめることにも繋がります。農地では圃場・用水路・農道のデータがあることによって、農地整備がしやすくなります。また、モデリングしたものを配置することにより、どこを整備するべきか新たに考えることもできます。
価格目安 | 310,000円 |
納品目安 | 8日 |
目安は200㎡の案件を想定 |