時が経つのは早いもので、今年もあっという間に師走を迎えました。
皆様にとって2024年はどのような年だったでしょうか。
変化が多かった2024年
1月1日の能登半島地震で幕をあけた2024年。
自然災害は時を選んでくれないということを痛感しました。
復興はまだ道半ばということで、被害の大きさに胸が痛みます。
被害地域の皆様にお見舞い申し上げるとともに、少しでも早い復興をお祈りいたします。
気候の変化も大きく、温暖化はさらに進んだ印象です。
夏は長くなり、世界的に猛暑が続きました。
そんな厳しい夏ではありましたが、7月から8月にかけてはパリオリンピックが開催されました。
セーヌ川での開会式、スポーツクライミングや新しいダンス競技ブレイキンなどが話題となりましたね。
エアコンディショニングの不備なども伝えられる中、日本の選手たちは大活躍し、金メダル20個を含む45のメダルを獲得しています。
経済の面では、前年からの円安傾向が続き、4月末には1ドル160円まで円安が進みました。
基本的な食料でさえ輸入に頼っている日本では、為替の影響は大きく、この一年で物価は大きく上昇しています。
これまでの約30年間が停滞していただけに、一気に金銭感覚を変えなければならない感じです。
一方で輸出産業には円安は追い風となりますし、旅行業や観光業も好調です。
コロナ禍が落ち着いたことも相まって海外からの観光客は大幅増となっています。
秋には総理大臣の交代があり、10月には衆議院選挙が行われました。
衆院選では自民・公明の与党が大きく議席を減らして215となり、定数465の過半数を割り込む事態となりました。
これも大きな変化です。
アメリカでは初の女性大統領が誕生するかと思われましたが、蓋を開けてみればトランプ元大統領の返り咲きとなりました。
アメリカは政権交代という変化を控えています。
ノーベル平和賞を日本水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞したのはとても良いできごとでした。
平和を祈る気持ちが世界中に広がることを願っています。
世界各地の情勢は不安定で、ウクライナでもガザでも戦闘が続いていますが、争いの終結という良い変化を望むばかりです。
今年もお世話になりました
このように2024年は変化の多い一年ではありましたが、おかげさまで私ども株式会社 設備施工図設計sin は今年も無事に営業を続けることができました。
さまざまなプロジェクトに関わらせていただきましたし、全国各地に新しいご縁が広がったのもうれしいことでした。
また、弊社関連での今年の大きなできごととしては、新会社の設立があります。
BIM部門について、業務委託を専門とする Building Information Modeling 株式会社を起ち上げました。
人手不足が深刻な昨今、業務委託の形態は注目を浴びており、おかげさまでスタートよりご好評をいただいております。
BIM図面作成は従来通り弊社でも承っておりますので、業務の状況に応じて弊社と使い分けていただけます。
弊社同様、BIM株式会社もご愛顧いただけますと幸いです。
この一年、お客様、取引先の皆様、地域の方々などに多大なお力添えをいただきました。
誠にありがとうございました。
皆様が実り多い新年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。