そろそろ梅雨

そろそろ梅雨の時期ですね。

中国四国地方では6月上旬に梅雨入りすることが多いので、6月といえば雨というイメージです。

 

豪雨となって大きな被害が出る場合もありますので油断はできないのですが、しとしと静かに降る雨は風情のあるものです。

また、稲作では田植え後にやってくる梅雨はとても大切。恵みの雨を受けて、田んぼでは稲がすくすくと育っていきます。

 

 

梅雨の豆知識

全国各地の梅雨入りや梅雨明けはニュースにもなりますが、「○日頃に梅雨入りしたとみられます」とあいまいに表現されます。

梅雨は自然現象ですから、はっきり切り替わるものではなく、きちんと日付を示せるものではないのだそうです。

気象庁の定義では、「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる期間」が梅雨とされています。

気象庁では速報として梅雨入り・梅雨明けの発表を行いますが、時期を確定するのは9月初めであり、最初に発表した時とは日が変わることも多々あります。

 

梅雨は日本だけのものではなく、東アジア一帯で見られる気象現象です。

中国や台湾でも「梅雨」と表記するそうですよ。

 

梅が実る時期の雨なので梅雨(ばいう)。

もうひとつ、黴雨(ばいう=カビが生えやすい時期の雨)という表記もあります。

たしかにカビが生えやすい時期ですが、梅雨の方が美しいですね。

 

 

傘、何本持っていますか?

さて、梅雨の時期に絶対必要なものといえば傘です。

出かけるときに降っていれば傘を忘れることはありませんが、外出先で降り出したときにはどうしますか?

コンビニや駅の売店でビニール傘を購入するという方が多いのではないでしょうか。

気がつけば傘が家に何本もたまっているという話もよく聞きます。

 

日本洋傘振興協議会によれば、日本国内での洋傘の消費量は推計で約1億2~3千万本にも及ぶそうです!

全人口よりも多いですね。

そして、そのうちの約8000万本がビニール傘だということです。

ちゃんとした造りの傘であれば何年でも使えますが、ビニール傘は安く手軽に買えることもあり、使い捨てにされることも多いようです。

どこかに置き忘れたとしてもわざわざ探すという人は少ないでしょうし、自分のものかどうか見分けが付きにくいので、諦めてしまいがちです。

そして、壊れたビニール傘が街中に捨てられているのも残念ながらよく見る光景です。

100円ショップでも買えるほど安価なビニール傘ではありますが、捨てるときまでは自分の持ち物として責任を持ちたいものです。

 

日本洋傘振興協議会

https://www.jupa.gr.jp/

 

 

傘のシェアリングサービス

ビニール傘は再生が難しく、廃棄された後は埋め立てられることがほとんどだと言われています。

とても便利なものではありますが、街中に放置された傘が危ないというだけでなく、環境への影響という面でも大きな問題となっています。

 

そんな中、傘のシェアリングサービスが注目を集めています。

駅や商業施設などにスポットが設置され、どのスポットでも傘をレンタル・返却できるという仕組みです。

例えば、出先で借りた傘を翌朝に自宅の最寄り駅で返すこともできますので、持ち運ぶ時間が少なくてすみますし、家に傘がたまることがないのは快適です。

また、利用料は24時間70円、使い放題プランなら同時に2本使えて月額280円(※)に設定されていますので、ビニール傘を買うより経済的です。

繰り返し使えるように設計された傘はしっかりしていて、使いやすさや見た目の面でも、ゴミの減少という面でもメリットは大きいと考えられます。

環境にも優しく、お財布にも優しい、なかなかよくできたサービスですね!

(※料金やプランは2022年6月現在の情報です。)

 

このシェアリングサービス、首都圏ではかなりの駅にスポットが設置され、大阪や名古屋などでもだいぶ広がってきました。

中国地方ではまだ岡山だけですが、これから全国に広がっていくのではないでしょうか。

降ったり止んだりの梅雨の時期、出先で雨に降られたら、コンビニに駆け込む前にアイカサのスポットを検索してみるのも良さそうです。

 

アイカサ(傘のシェアリングサービス)

https://www.i-kasa.com/

 

 

新タイプの傘も続々登場

レンタルではなく自分で傘を買うのなら、機能的で長く使えるものを選ぶことも環境保護につながります。

折りたたみ傘は軽量のものが増えてきて、持ち運びが便利になりました。

100g程度であれば、カバンにいつでも入れておけますね。

 

一方で、多少重くはなりますが、ワンタッチボタンで開閉ができるもの、風に強い素材のものなど、機能性が高い傘も魅力的です。

使いやすければ、ビニール傘よりも登場回数が増えることでしょう。

 

長い傘で新しいタイプといえば、逆さ傘あるいは逆折り型と呼ばれるものがあります。

普通の傘とは異なり、たたんだときに濡れた面が内側に入る仕様になっているものです。

車の中に持ち込んだり、混んだ電車に乗ったりする際に周囲を濡らさずに済むということで、ときどき見かけるようになりました。

この傘なら建物に入るときに使い捨ての傘用ビニール袋を使わなくてよいので、ゴミを減らせます。

傘も環境に配慮する時代になったようです。

 

お気に入りの傘で、梅雨の時期を快適に過ごしたいですね。