夏まつり、ワクワクしますね。
もともとの夏まつりは、田植えなど農繁期のあとの慰労であったり、神様に奉納する「まつりごと」、あるいはお盆にご先祖様をお迎えするための行事だったとされていますが、今の夏まつりはほぼ、楽しみのためのイベントです。地域振興のために商店街や自治体が主催している夏まつりも多いですね。
おみこしや行列、盆踊りなど、いつもの町が普段と違う景色になるのも楽しいものです。地元のおまつりに合わせて帰省する方も多いのではないでしょうか。
株主会社設備施工図設計sinの本社がある福山市でも、毎年8月には大きな夏まつりが開催されます。
「福山夏まつり」です。
https://fukuyama-matsuri.jp/natsu/sp/
例年は8月13日からの3日間でしたが、2019年の日程は2日間となり、8月14日(水)に「二上りおどり」「いろは丸YOSAKOI」を同日開催、8月15日(木)に「あしだ川花火大会」となっています。
YOSAKOIは、高知のよさこい祭りを源流とする踊りです。90年代に北海道でソーラン節と合体したYOSAKOIソーラン祭りが生まれ、そこから全国に広まっていったものです。盆踊りよりも動きが大きく、ダンスの要素が取り入れられ、チームで揃える和風の衣装も奇抜でかっこいい、と若者を中心に人気を集めています。今では全国各地で行われていますが、地域ごとの特色がありますので、福山のYOSAKOIもぜひ見てみてください。
また、「二上りおどり」の方は広島県の無形民俗文化財に指定されています。江戸時代中期から続く伝統ある盆踊りの一種ですが、時代によってさまざまに形を変えてきたそうです。今の踊りは、盆踊りとしては結構アップテンポ。基本のステップ(足運び)は決まっていますが、こちらもチームによってさまざまな衣装や踊り方があり、奥が深いものです。
踊りもよいのですが、子どものころはなんと言っても夜店が楽しみでした。かき氷、綿菓子、焼きそばにフランクフルト。チョコバナナやりんご飴なども懐かしいです。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいはそこそこいけますが、射的は簡単そうに見えても結構難しくて、欲しい景品は取れなかったですね。
最近の夜店には、唐揚げやフライドポテト、エスニック系のスナックなど、ビールに合いそうな食べ物も数多く並んでいます。大人になってもやっぱり夜店は楽しみです!
夏を快適に過ごすために
さて、お祭り以外にも夏は何かと楽しみが多い季節ですね。しかし、年々暑さが厳しくなっている中、安心して過ごすためには熱中症の対策が必要です。
熱中症の怖さはかなり知られるようになってきましたが、残念ながら亡くなる方も年間数百人に上ります。
少しでも熱中症を防ごうと、いろいろなグッズも発売されています。ここ数年は男性用の日傘も推奨されていますね。父の日のギフトとしても大人気だったそうです。大半の男性にとってはなじみがないので使いづらい気もしますが、一度使ったら快適で止められない、という声も聞きます。確かに、日傘なら常に日影にいるようなもので、身体全体を熱から守ることができ、帽子よりも涼しそうではあります。機会があったらチャレンジしてみようかな…。
室内こそ要注意
出かけるときの熱中症対策にはいろいろと気を遣っていても、意外と油断しがちなのが室内です。特に乳幼児や高齢者では、熱中症で救急搬送された人の半数以上が自宅などの室内で発症していたというデータもあります。
特に、高齢者は水分補給の習慣がなかったり、温度変化を感じにくかったりするので要注意。そのうえ、昔の感覚で「冷房はもったいない」「冷房は身体に悪い」と誤解している人も多く、自宅ではなかなかエアコンを使わないという傾向もあるようです。熱中症による死亡者の7割以上は65歳以上の高齢者で、きちんと対策をすれば危険は避けられるのに、と残念でなりません。
北海道などの寒冷地を除けば、エアコンがないご家庭はかなり少ないと思いますが、せっかくエアコンがあってもスイッチを入れなければどうしようもありません。周囲に高齢者世帯の方がいたら、声をかけてあげたいものですね。
熱中症になってしまったら
まずは涼しいところに移動して、楽な姿勢で休みましょう。もちろん水分補給も重要です。
熱中症が疑われる場合、水分補給にはスポーツドリンク、できればOS-1などの経口補水液が効果的。
水分だけでなく、塩分も必要だからです。
水分も取れない、という状態のときは命にかかわる重症ですから、救急車を呼びましょう。
参考: 環境庁熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/sp/
お部屋を涼しく快適に保っておくことは、熱中症予防の基本と言えます。
空調機器設備に関するお悩みは、ぜひ株主会社設備施工図設計sinにご相談ください。
建物やライフスタイルに合った設計をいたします。
暑さに気をつけて、皆様どうぞ楽しい夏をお過ごしください。